6月19日ラジオ【ポールマッカートニー特集】

今週は日本代表のカメルーン戦の結果までは知っていたので6月14日(月)以降に録音した放送でした。

■レコーディング進行状況について
レコーディングは先週はあと10曲分詩を作るということでしたがあと9曲になったということです。つまり1曲詩が完成したということです。今回のレコーディングについては今までどうりで慣れ親しんだスタッフ及びミュージシャンと同じ環境で融合し高いレベルでアイデアや技術を戦わせているとのことです。レコーディングエンジニアの中山さん素晴らしいと称え、斎藤誠さんや片山さんなどのおなじみのメンバーのミュージシャンシップに尊敬の気持ちを述べていました。

放送の内容は
ポールマッカートニーさんが6月18日に68歳になったことに絡めてポールマッカートニー特集でした。曲事の感想・解釈は桑田さんによるこの日の発言です。

■アナザーデイ
4分の6、4分の3という変拍子が素晴らしく、ボディーブローのように効いてくる曲。
・ビートルズのメンバーがソロ活動を始めて4人分レコードを購入しようとしたが、リンゴスターは段々買わなくなった。最初ジョンレノンはついてゆけないなぁと感じていた。

■オールマイラヴィング
・ベースがスウィングしているとことやシャッフルのビート、ジョンレノンのジャカジャカ弾いているギターが素晴らしい。

■Listen To What The Man Said
・ウィングス時代のポールは一時聴くのをやめてた。
・サウンドメイクがいい。
・リンダが歌うまい。淡々としたボーカルが素晴らしい。
・メジャーセブンを多用。
ポールは100種類の声を出せる。
ダブルアルバムより使いだした通称「マッチョマンボイス」がいい。
・天才。
※外人の血が入っているアンルイスや木村カエラはピッチがいい。音程がいい。

■タッグ・オブ・ウォーについて
・大絶賛。
・ゲスト陣や歌が素晴らしい。
・サウンドメイクに凝っている。
・聴いたことがない人は騙されたとおもって聴きなさい。

■ミッシェル
ビートルズはコーラスグループとして素晴らしい。
・クリシェ企画としてイエスタディ2。

■Maybe I’m Amazed
・この曲は信じられない。
・めったにこんな曲つくれない。
・ギターソロのトップメロディが天才。

■ブラックバード
・左チャンネルの靴の音。
レディマドンナのピアノといい、この曲のギターといいピラミッドやガリレオ・ガリレイの地動説と同等の価値がある。

■バンドオンザラン
・こり方が尋常じゃない。
・オブリの入れ方。
※ジョンはカリスマ性があるから本がおもしろい。ポールはとにかくサウンドが凄い。サウンド研究会をつくろうと呼びかけてました。

■Hi Hi Hi
・グラムロックでもなにやらせてもうまい。
・ヘッドホンで聞いていても、新しい感じがする。
・今のレコーディングにも参考になる。
※斎藤誠のROCK AND ROLL HERO の2本ギターを重ねているユニゾンの発想やアプローチの仕方がウィングス時代のポールの影響を感じられて素晴らしいと思う。

■JUNK
・大好き。
・生きがい。
生涯で一番せつなくなった。
・死ぬのをやめた。

■カミングアップ
・1人多重録音
※ポールやジョンなどはルーツであるケルトミュージックの影響を感じる。
100種類のボーカルスイッチを持つ。

■マイラヴ
・ヘイジュード、レットイットビー、ロングアンドワインディングロードのピアノ三部作をライブでファンが喜ぶからといって演奏するがやめてほしい。
・私が演出家なら、一曲ははずす。ヘイジュードとレットイットビーは今のポールには似合わないと思う。しかしロングアンドワインディングロードは素敵。
※桑田さんは真夏の大感謝祭でファンが大喜びするバラード三連発(いとしのエリー、真夏の果実、TSUNAMI)を歌いました。

以下はFree&Easy January 2002, Vol.5 No.39より
●ジョン・レノンという仏壇の裏側にポール・マッカートニーという十字架を私は隠してるのさ(笑)※スケッチブックへ記入
以下インタビュー
●「持論としてポール・マッカートニーの曲は歌っちゃいけないと思う。ポールマッカートニーの歌を日本人がやると、まるで勘違いしたポールの甘美な部分だけを真似しちゃおうとすんですよ。なんとなくあの純なかんじっていうか。でも、似ていなくて絶対異なるものになるんですよね、僕も含めてだけでも。」
●「いやホントはね、僕はポール・マッカトニーが一番好きなんですよ。」
●「やっぱり世界で一番好きなアルバムは何かって言ったら、ポールマッカートニーのラムなんですよ。」
●「隠れキリシタンみたいな。ポール・マッカートニーに手を合わせたら、ご本尊を裏切ることになるでしょう。やっぱりポールはできないんですよ、日本人はね、絶対に。フォークギターを持って仲間うちでビートルズを歌うレベルでいいんだったら別だけど、ポールは絶対にやっちゃだめですね。変な話、世界のロック・ポップス界で彼を超えられる人はいないんですよ。ポール・マッカートニーの何が凄いかっていうと、ロックンロールに関しては世界一ですよ。あの人、リトル・リチャードでしょ?リトル・リチャードより「のっぽのサリー」歌わせたら全然うまいですけどね。そういう基盤があった上で、ポールマッカートニーは成り立っている。日本人が解釈しがちな、甘美なメロディーを作る人の良さそうなメロディメーカーだという解釈になってくると話しは違ってくるんです。基本がもう大ロックンローラーだから、その分母はすごいんですよね。それをなくしてポールをやるのは間違いなんですよ。日本人がポール・マッカートニーをフォローしても、成功したためしがない。幼稚園児の戯言になっちゃう。「ペニーレイン」の表面的なかわいいところだけを真似していくと、とんでもないことになっちゃうんです。」

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